石造アーチ橋を訪ねて |
第 169 番 佐世保市宇久町平郷 妙見橋 |
宇久島にもあったアーチ橋。小値賀や上五島にも期待したい。 |
未確認 石工 烏山 伊勢蔵 |
長さ 5.5m 幅員 2.8m |
市街地から登る。県道に出て宇久高校を過ぎて道が直線になったら200m程度。妙見神社への旧参道に架かる。(傍にあるゲートには愛宕山道と記載) |
長崎県の離島には、対馬厳原と五島福江にしか残っていないと思っていたら、こんなしっかりした石橋が残っていたとは驚きだ。
失礼を承知で言うなら、明治〜戦後まで宇久島よりも裕福であった小値賀や大きな島である中通島(新上五島)にも残っていても不思議ではない。離島への出張の楽しみが増えた。(05/15/2007)
本日(05/10/2008)、佐世保の末永さんから連絡を頂いた。地元の郷土史家である瀬尾氏の御説明で、この橋は妙見神社に登る為に地元の石工、烏山伊勢蔵氏が架橋したもので以前は傍に鳥居もあったとのこと。
そのような来歴が有るならば、氏の言われる妙見橋が妥当であるとの結論で記載を変更した。
昨日(06/13/2008)、宇久島に行って来た。妙見橋の袂には草が繁茂していて鳥居の跡は見つけることは出来なかったが、現在の山本神社(妙見宮)に上がってみたら、拝殿脇に小さな石橋を見ることが出来たし、平成9年まで現役の石桁橋であった観音橋の板石も見ることが出来た。報告は此処
06/14/2008更新
05/10/2008更新