畳破り(楠公神社例大祭) |
平成14年1月14日、白浜の楠公神社にやってきました。「畳破り」の例大祭が始ります。
境内には出店も出て、お祭り気分を盛り上げます。子供達は型抜きのガムに夢中。 拝殿では、弓の点検や、畳のバリケードの準備と、守備側も準備万端です。 |
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右手、外から、藁の武器を携えた、寄せ手が飛び掛ってきます。左手、守備側は、必死の防戦。バリケードの畳は、千々に破られます。 畳が破られて、拝殿内の乱戦が続き、ついに神職が、拉致されてしまいました。 |
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激戦に、拝殿・神楽殿ともに、藁くずが舞って大変な状態になってます。 胴上げをされながら拉致された、神職が、弓矢の座に運ばれます。弓矢の座について、生の竹で作られた、弓矢で、的を射ます。 |
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矢が射られてからが、また大変。 攻防の決着をつけるのは、この矢を、より多く手にした側になります。始めの矢が射られるまでは、両側に並んでいた、兵は、双方共に、矢に当りそうに成りながらも、飛び出していきます。 |
すんなりと、取れれば良いのですが、双方の手が重なり、どちらの矢か判らないと、また乱戦。 千早城の攻防に見立てた、祭りだそうだが、まさしく、男の祭りです。 |
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戦いが終わると、拝殿から、紅白の餅が撒かれます。無事に今年の、畳破りもフィナーレです。 怪我をしてしまった、人には、敵味方無く手を貸しながらの姿です。 |
<メモ>
畳破りの例大祭は、毎年成人の日の一時から始められます。
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