歳神社(栄田町)

 旧国道34号線、栄田浄水場から大村に向かって右折。JR大村線と本明川の間の、田圃のなかに、歳神社が見える。


06/30/2002の例祭の写真

 町内会で奉仕しており、新年に向けて新しい注連縄を奉納したばかりの写真。

この地域は、弥生時代に稲作が始まった頃からの耕作地帯。このお社の辺りは、本来、本明川の川原の中になるような場所。

 川の堤防から見ると、低い田圃と川底の高さは、ほぼ同じ高さに見える。

 市内の「歳・年神社」は、古くからの米作地域に、祀られており、五穀豊穣の神。

<メモ>

祭神 大歳神

創建 正徳5(1715)年

 境内に、お祀りされている「天神宮」。

誰かがそなえた、ワンカップ。こんな姿がいい。

 旧北諫早村栄田名の産土神、明治に無格社に列せられた。この栄田の呼び名は、官営田からの、呼び習わしの変化と言われ、神社の位置は、平家支配時代の平城址との話もある。平家の没落するまで、二十年間平家の支配を受けた部落として、源氏を憎む気持ちから、紅白の旗を使う虫追い行事では、赤旗が虫の役で、徹頭徹尾白旗に追われる。また、囃し言葉は、農民に殺された源実盛にちなんで、「実盛は死んだぞ!」と囃すという。そんな話が伝わっている。

【祭礼】正月元旦の新年祭、田植えの後の夏祭り、収穫に感謝する秋祭りです。

神社の脇から、弥生時代からの耕作地域を眺めて・・・・ 

元旦の新年会の様子はこちら

06/29/2003の夏祭りの様子はこちら

11/03/2003の秋祭りの様子はこちら

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