家内の希望で湯布院泊の別府温泉修行

 家内が暑いので温泉のある涼しい処に行きたいという。私は暑い別府で温泉修行がしたい。ここは互いに妥協して週末の夫婦旅となった。(08/23-24/2009)

ゆすらうめ
今夜の宿は家内の希望で由布院温泉ゆすらうめ

 昨夜からの雨。それでも朝食も摂らずに家を出たら、金立SAまで来た時には空腹でたまらない。トイレ休憩のついでに朝食を摂った。貝汁のアサリが小さいのが気になるが旨い。

雨の金立サービスエリア

 8時過ぎには別府到着。雨の為、灼熱地獄の別府ではなく案外と過ごしよい。そのままユートピアならぬ湯都ピア浜脇の地下に車を停めて、本日の別府第一湯目。ここでノンビリしたいという家内を残して、私は一階の浜脇温泉に向かう。私には此処の方が居心地が良い。

浜脇温泉

 湯都ピア入湯で二時間の駐車料金無料に成るので、この時間を有効に使いたい。直ぐ近くの東町温泉に向かおう。

 地下に下って見ると広い浴場の真ん中に可愛い湯船が有る。ここも良い雰囲気だ。

東町温泉
東町温泉が40湯目、ここで温泉道5段

 ここからは朝見川を上流に向かう。アンチエイジングの湯として評判の東蓮田温泉。さすがは人気の湯で先客多し。蓮田温泉に向かう。先客が温めの湯が好みだったのか、掛け流しの湯口の熱さとは違って湯船は温め。すぐ近くの場所に連続して温泉があるなんて、なんて贅沢なんだろう。

東蓮田温泉 蓮田温泉

 ばたばたと4湯巡って、このまま朝見に上ろうかと思ったら、川向こうに住吉温泉が見えた。番台の感じの良い奥さん。住吉温泉を一辺に好きになった。

 湯上りに一息いれていると家内から電話。「上がったから駅前に連れて行け」との事。湯都ピアの駐車場に戻って家内を駅前のアーケードまでエスコート。

 別府の商店街は何列にも延びている。アーケード商店街を歩き廻って本日の別府修行は修了。今夜の由布院の宿は素泊まりで予約したので、近くの夢タウンに行って早めの夕食。家内の希望は廻る寿司。

 夕食後は、あちこちウロウロしながら由布院に到着。トップの写真のゆすらうめさんだ。離れの宿で部屋付の露天風呂を堪能して床に就いた。

 夢も見ないで爆酔した。

ゆすらうめの離れの湯

 翌朝、本当なら九重の湯を廻るつもりだったのだが、朝から家内が「別府でも良いよ。昼は此処で食べたい」と温泉本を指差す。私に異論が有るはずも無く、またしても別府に向かう事になった。家内をトキハの前で下ろして九日天温泉に向かう。

 新しい源泉井を掘ったら良い色の湯が出たと管理人の叔父さんは上機嫌で話す。ここは駐車場も有って立ち寄りには便利だ。

九日天温泉 田の湯温泉

 車を置いたまま、田の湯温泉に向かう。ここも人気の湯、人生先輩達が沢山入浴中。上がって時計を見ると、まだ家内との約束の昼には時間が有る。鉄輪の砂原温泉を目指すが、一本上の道を走ったので、カンポの宿が目に付いた。ここも温泉道の指定湯。もちろん立ち寄らせてもらう。

かんぽの宿別府 砂原温泉

 改めて砂原温泉に寄ったら、先客が湯を汲みだしている。聞いて見ると前の客が水を止めて湯を全開にしていたようで湯船は煮えたぎっている。二人で水を入れながら大汗かいて湯を汲みだして入湯。

 ハプニングで時間を取り過ぎて昼を廻ってしまった。慌てて家内をピックアップして、家内の希望の「いちのいで会館」に向かう。

 空腹の夫婦は先に食事をしたいと頼んだが、湯が先だと言われて入湯。本日の男湯は金鉱の湯。先客は二人だけ。なかなかの名湯に空腹を忘れて楽しむ。


ここで48湯目。温泉道6段となる

 湯上りに家内と合流。家内の機嫌が悪い。遅れて女性陣が二名上がってきた。皆さんご機嫌斜め。そこにさっき一緒に入湯した男性陣が上がってきて三組の夫婦が揃った。男達は口々に良い湯だったという。

 それを聞いて女性陣の怒りが爆発。日陰が無くて暑い。湯が熱すぎる。湯船の縁に虫が湧いている・・・・・・と。真夏の昼時の露天は女性陣にはきつかったようだ。

いちのいで会館

 そこに食事が到着。「これが松花堂弁当?」と、女性陣はご機嫌斜め。料金を考えれば普通の幕の内弁当だと思うのだが、女性陣は松花堂弁当の名前に拘りがあるようだ。

 別府を発つ前に、もう一湯入りたかったが、ご機嫌斜めの家内を乗せてジムニーは諫早に向かう。。。。。

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