家内と二人で十年ぶりの台湾旅行だ(台湾二日目)

 家内と二人で10年ぶりの台湾にきて今朝は二日目。さて何処に遊びに行こうかなぁ〜。鼎泰豊の小籠包を食べること、九イ分(人偏に分)に行くこと、台中の宮原眼科に行くこと。この三箇所しか決めていない夫婦の気楽な旅だ。(11/23-28/2014)

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二二八平和公園は毎朝の散歩コース
毎朝散歩する二二八公園

 朝6時前から起床。朝食は宿のバイキングがセットされていたので、2階のチェッカーズで頂く。

台北凱旋大飯店の2階チェッカーズ台北凱旋大飯店の2階チェッカーズ

 調子に乗って朝食を食べ過ぎたので、宿の南側に有る二二八平和公園を散歩。太極拳を楽しむ人達や、人を恐れない台湾リスの姿は昔の通りだ。

二二八平和公園は毎朝の散歩コース

 公園を出て西に歩いて中山堂から西門町まで足をのばす。朝から5kmほどの散歩だが、滞在中の暴飲暴食で何キロ体重が増えるか判らない身としては、このくらいは動かないと。。。。。。

中山堂 散歩コース西門町 散歩コース

 宿に戻って一休みして出発。どこに?? 行き先は台北動物園。目的はパンダを見ること。東京に行っても上野にパンダを見に行くことも無いが、台湾に来て時間に余裕があるとパンダも見たくなったのだ。

 MRT文湖線で動物園站下車。すぐに動物園入り口だ。入場して左手奥のメイン通路を上がっていくと、なにやら人だかりがある。

台北動物園 大熊猫館

 早朝の雨と朝露に濡れたガラスの向こうに何か居る。パンダだ!! 大熊猫だ!! 動いてる!! 

台北動物園 大熊猫館台北動物園 大熊猫館

 しかし濡れたガラスが邪魔でよく見えん。パンダをバックに写真を撮ろうと構えると向こうに行ってしまった。

台北動物園 大熊猫館

 姿が見えなくなったの館内に入ってみると。。。。。 目の前でパンダが笹を食べている。恥ずかしながら生の動いているパンダを見るのは初めてなのです。

台北動物園 大熊猫館

 大熊猫館を後にして、亜熱帯雨林の動物達を見てから、鳥類を見て廻り丹頂鶴のコーナーでは奥のほうに隠れていて姿を満足に見せてくれなかった。諦めて行こうとしたら丹頂鶴が追いかけてきて見送ってくれた。

台北動物園 丹頂鶴

 童心に返って動物達を見て廻り、歩き疲れて「遊客列車」に乗り込む。ちなみにこの列車も悠遊カードで乗れる。広い台北動物園は入場して直ぐに遊客列車に乗って上まで来て、そこから下りながら楽しむのが主流なのか、下ってきたら乗車待ちのお客さんが列を作っていた。

台北動物園 丹頂鶴

 MRTの動物園站から乗車してMRT忠孝復興站で下車。このままバスに乗って九イ分に行くのも良いが、到着までお腹が持ちそうに無いので何か食べたい。

 MRT忠孝復興站から左手前に太平洋SOGOのビルがあり、向かいに見えているビルの裏手が大安公園。もう少し左手にバス停が並んでいたと思う。

MRT忠孝復興站からの風景

 向かいのビルの裏手の安東街に入って大安公園前の王記非常麺に入ってみよう。

安東街 王記非常麺

 注文は伝票に記入するスタイル。これが有りがたい。家内は冷麺ならぬ涼麺を注文。私は牛肉湯と水餃を注文。水餃はモチモチして旨い。牛肉湯は食べだしてから牛肉麺にしたほうが良かったかもと後悔。

王記非常麺 注文票王記非常麺 涼麺
王記非常麺 牛肉湯王記非常麺 水餃

 食事が済んでSOGO向かいのバス停に行ってみると妙なことが書いてあって民国暦101年だから2012年の6月11日からバス停が変わっているようだ。下に書いてある地図も判りにくい。困った。

捷運忠孝復興站バス停

 歩いて来たカップルに聞いてみると、二人も今から九イ分に行くところだそうだ。お二人もバス停が変わったことは知らなかったそうで、彼が近くを走り回って新しいバス停を探してきてくれた。感謝。

捷運忠孝復興站バス停から九イ分へ
なかなかの美男美女のカップルです

 ジモティのカップルも知らなかったんだから、九イ分に20年ぶりに行く私が判らないのも無理はないと納得してバスを待つ。10分もしないうちに基隆客運のバスがやってきた。悠遊カードで乗車したら九イ分までかと確認したうえで整理券のようなものを渡された。

基隆客運のバス基隆客運のバス

 整理券の意味が判らずにいると、整理券が無くなった時点で残りの客には次のバスを待つように言って発車。高速に乗る前の各バス停は待っている客が居ても通過していく。

 高速区間が終わってからは、バス停で待つ客を乗せているところをみると、高速区間では着座乗車しか出来ないようだ。

基隆客運は九イ分に到着九イ分への入り口

 旧道站バス停から少し上がってセブンイレブンの右手から始まる基山路を見てみると平日の昼間だというのに人で溢れている。20年程前に地元の人から映画「悲情城市」のロケ地だよと案内された1995年当時は、こんなに人が溢れてはいなかった。

基山路入り口

 まぁ、人が多いのは覚悟で来たので基山路に挑んだ。しかし人を避けて進むのが精一杯で買い物を楽しむ余裕は無い。

基山路基山路

 それでも基山路から外れれば人は溢れていない。れいのジブリの千と千尋云々の坂道などは、多少は歩けて一息つける。さっきまでの基山路では日本語が聞こえてくる比率は低かったが、この賢崎路の坂道は二割は日本人かな?

賢崎路の小学校前賢崎路を下る

 昼過ぎに九イ分に着いて、ゆっくり時間を過ごして夕暮れになって提灯に灯りが点った頃に下山しようと話していたが、基山路で疲れてしまって。。。。。。

賢崎路を下る 阿妹茶楼

 悲情城市の看板を見かけて上がりこむことに決めた。本来は食事でも頼まないといけないような雰囲気だが、飲み物だけでも良いかと聞けば、どうぞと気持ちのいいテラスに案内してくれた。

賢崎路を下る
悲情城市悲情城市

 ここがなかなか居心地が良い。台湾ビールを飲みながら寛いでいると、家内が「この人達が帰る時間に重なったら大変そうね」と言い出した。なるほどと思い相槌を打っていると、ナイトツアーの日本人客が次々に運ばれてきた。

 家内が納得してくれるなら、早めに九イ分を離れる事に異存は無い。

軽便路帰りのバス停

 人混みの基山路に戻らず、雰囲気の良い軽便路を選んで進み幹線道に出る前に階段を上って旧道入り口に向う。セブンイレブンの先を進んで帰りのバス停まで来たら基隆客運の折り返し便は直ぐにやってきた。

帰りのバス基隆客運帰りのバス基隆客運は忠孝復興に到着

 宿に戻って一息入れたら夕飯の相談。朝の散歩の時に見かけた西門町の鴨肉扁に寄ってみよう。

西門町の鴨肉扁

 注文は簡単だ。ようは鴨(がちょう)肉の量を決めて、麺か飯を追加するだけ。肉も旨いが麺がなかなか美味。ご馳走様です。

西門町の鴨肉扁 ガチョウの肉400g

 このあと腹ごなしに西門町の街歩きをしているうちに方向感覚を失ったので、西門町のMRT站から一区間の台北站まで乗って宿に戻った。

大腸小腸大腸小腸

 途中で、なにか食べたような気がするが、きっと気のせいだろう。

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