家内と二人で十年ぶりの台湾旅行だ |
家内と二人で10年ぶりの台湾にきて今朝は三日目。さて何処に遊びに行こうかなぁ〜。台湾では、小籠包を食べること、九分(人偏に分)に行くこと、そして台中の宮原眼科に行くこと。この三箇所しか決めていないが、そのうち二箇所は達成済みの夫婦の気楽な旅だ。(11/23-28/2014)
上記の三箇所以外にも、台湾に来る以上は「故宮博物院」を外すわけにはいかない。我々にとっては当たり前すぎて予定に挙げてなかっただけだ。朝食を済ませて、朝の散歩に二二八公園から旧台湾総督府前を散歩しながら、「今日は故宮に行こう」と決まった。
二二八公園は大学病院に隣接しているが、ここに停まっている献血車両の廻りに旗が立っている。見れば「血を損なって人を救う」とある。まさしくこれぞ献血なりと思い、長崎煮麺の看板を見ては「ちゃんぽんは麺を具と煮るものだ」と再認識した。
MRT淡水線で士林站下車。バスで行っても良いが今日はタクシーのお世話になる。本当は表から奥までの距離が有るからタクシーで中まで入って貰う下心だった。しかし入り口の駐車車両の為に表で降ろされた。遠いなぁ・・・・
チケットを求めてから日本語の音声ガイドを借りる。このときに「パスポートか免許証」と言うから確認のためかと思ったら、ガイド機の返却保障の為に預かるシステムだった。
4階の三希堂に直接来た訳ではなく、たんに館内が撮影禁止だから途中の写真が無いだけ。大きな声で喚く人達に疲れて休息がてら上がってきただけだ。静かに楽しめれば昼食を挟んで夕方まで故宮で過ごすつもりだったが、このあと3階を一回りして音声ガイドのバッテリーが無くなったのを汐に表に出てきた。
なんだか人混みに疲れてしまったのでバスに乗らずにタクシーで油化街の永楽布業商場まで移動。タクシーを降りたら選挙運動の真っ只中だった。
この市場の4階がフードコートになっているので上がって見ると、なんと半分以上が撤去されて見る影も無い。それでも入口近くの自助餐の店は活気が有ったので立寄る。
食べたいだけ料理を選んで皿に載せ店主に見せる。金額を確認してから御飯を貰い支払う。スープ類はテーブル近くに有るので勝手に飲めとの事。
腹も落ち着いたところで、家内は本命の市場の2〜3階を物色して廻る。ここでは私は役に立たない。
しばし別行動で、私は好きな街歩きをしようと市場を下ってきたら、市場の前はカメラクルーまで来て大騒ぎ。なにかと思ったら「選挙運動」だ。音楽を流して太鼓も叩いて練り歩く。来たときの騒動がまだ続いていた。
表通りを外せば静かな永楽市場。お隣の月下老人の霞海城隍廟では皆さん真剣に祈っている。
油化街を歩き回ってみると、昔ながらの乾物を扱う店が目につく。
暫く歩いて喉も渇いたので家内と合流して杏仁茶・杏仁豆腐を頂く。じつに旨し。
宿に戻って休憩して、良い時間になったので夕飯に出よう。実は昨夜寄って見たら店休日だったのでパイコー飯を食べ損ねていたのだ。
お店の中に鳴り響く昭和歌謡の懐メロに送られて満腹のお腹を抱えて店外へ。暫く歩いていたら良い雰囲気の茶舗がある。看板を見ると移転したのかビルが真っ暗だった老板「峰圃茶荘」だ。
ここでお茶やお菓子を買い求めて宿に戻る。おやすみなさい。