家内と二人で十年ぶりの台湾旅行だ

 家内と二人で10年ぶりの台湾にきて今朝は4日目。さて何処に遊びに行こうかなぁ〜。小籠包を食べること、九分(人偏に分)に行くこと、台中の宮原眼科に行くこと。この三箇所しか決めていない夫婦の気楽な旅だ。そして今日はその「宮原眼科」に向おう。(11/23-28/2014)

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台湾高速鉄道で台中へ向う

 宿の朝食バイキングを食べながら、話題は台中の宮原眼科のこと。もっとも私は台湾新幹線に乗るのが楽しみなんだけど。

台北凱旋大飯店の朝食バイキング台北凱旋大飯店のティーバッグも峰圃茶荘

 台湾高速鉄道のチケットは予約しようかとも思ったが、時間に縛られるのも嫌なので当日券で購入。予約券は站の一階で買えるが、当日券は地下で購入する。台湾高速の月台(プラットホーム)へは発車前にならないと通過できない。このほうが安全だなぁ。

台湾高速鉄道

 月台に降りてみると、程なく列車はやって来た。まるで700系のぞみのようだ?わたしの地元長崎県は新幹線の工事中。名護屋以北に行くときは飛行機だし新幹線には縁が無いので、なんだかとっても嬉しい。

台湾高速鉄道

 台湾高速鉄道の車両に載ってはしゃいでいたら、ほどなくワゴンがやってきた。車内販売かなぁ。。。商品が少ないなぁ。。。。と見ていたらコーヒーやお茶のサービスだ。

台湾高速鉄道 車内サービス

 お菓子まで着いてきた。

台湾高速鉄道 車内サービス

 お菓子を食べて車窓の風景を楽しんでいたら、もう台中へ到着。台湾高速鉄道の構内を出てみると、周囲には何も無い。目的の宮原眼科は台中站から歩いて直ぐだと思っていたが。。。。。。

 なんのリサーチもガイドブックでの確認もしてない私の失敗です。ここ高鉄台中站は台湾鉄道で言えば「新烏日」站が連絡しているそうだ。駅構内の案内図を探す。

連絡通路が長い

 案内図で確認して新烏日站に向うための長〜〜い連絡通路を歩く。やっと新烏日站の改札まで到着。案内を見ると自強(特急)から区間(各駅)まで次々に来るようで安心して、チケットを求める。

台湾鉄道

 切符と鉄道の看板の写真を撮ってたら、すぐに列車が来たので飛び乗る。ホームに入ってきた時に見た限りでは昔の復興号のようだった。この車両は東部幹線なんかに回されて、こちらには走っていないと聞いていたのだが。。。

台湾鉄道台湾鉄道

 中も復興号のままで使ってるんだ。区間列車にしては良すぎだなぁ。。。。あれっ??站を通過したぞ?区間列車じゃないんだ。全席指定の復興号が台北の山線を走っているんだ!!

 台湾まで来て犯罪者になってしまった。。。。。

台湾鉄道

 車掌さんが来ないか?精算の方法は?と考えているちに台中站に到着。精算方法も判らないうちに改札を出てしまった。しかたがない忘れてしまおう。

台中駅前

 上の写真の真ん中に向って歩いていけば、宮原眼科は右手にあった。もうクリスマスを意識した飾り付けだな。今は人気のショップになっている宮原眼科は、1927年当時、宮原武熊医師が台中駅前に「宮原眼科」として開院し、戦後は医院は国民党政府に管理され、台中市衛生院として利用されていたそうだが、その後閉鎖され、数十年の間、建物のみが残されていて、数年前からアイスクリームやスィーツの店として再利用されているとのこと。

台中 宮原眼科外観
いい味わいのレンガ造り

 なかに入ってみると、私の目にはハリーポッターの世界のようだ。吹き抜けになった二階はレストラン。もう直ぐ昼時だからと思って覗いて見たら平日だというのに行列が出来ている。

台中 宮原眼科店内

 家内は、可愛い木の実の形のチョコが欲しかったようだが、残念ながらすぐに食べないのなら溶けてしまうと言われて断念。常温で日持ちのする商品を案内されている。

台中 宮原眼科店内

 では、宮原眼科のもう一つの人気アイテムのジュラートを頂いてみようということで、一旦店外に出る。

台中 宮原眼科店内台中 宮原眼科アイスクリームを

 最初は二つ買うつもりだったが、先客が買っている様子を見て一つだけにした。これでも二人で充分だ。

台中 宮原眼科アイスクリームを

 おいしいジュラートを頂いたらトイレに行きたくなって店員さんに尋ねると、レストランにはトイレがあるが店売りのお客用のトイレは無いそうだ。理由はなんとなく判る気もするが、こんな時は站に行こう。

台中站

 站舎に向って左側のトイレに駆け込んだ。台湾鉄路台中車站さんお世話になりました。感謝。

台中站構内売店

 宮原眼科に戻って追加の買い物を済ませたがレストランを空く様子も無いので、食事の出来るところを探してみる。道路の角で若い人達が集まっている店を覗いてみる。

台湾風ファーストフード

 現物を見ながらの注文だから不便は無い。美味しいお昼にありつけた。

台湾風ファーストフード

 再び台中車站に戻って自強号(特急)のチケットを買ってプラットホームにでる。待つほどの事もなく列車は入ってきた。これに乗って台北に戻ろう。

台中車站台中車站 自強号
台中車站 自強号

 台北車站に戻ったら、家内は永康街に行きたいと言うので、MRTで東門站に移動。おもて通りはそろそろ夕方のラッシュを向えそうだ。遠くに初日に行った台北101が見える。

永康街から台北101を望む

 なんとなくモダンな町並みを一歩脇道に入れば、そこは永康街。郷愁を誘う店や公園もありお洒落な店も有る。どうやら家内は永康街が気に入ったようで、いろんな店を廻っている。

永康街の町並み
永康街の町並み
永康街の町並み

 合流してから食事の希望を聞くと「鼎泰豊本店が良い」と仰る。まだ夕飯時には少し間があるので鼎泰豊と言えども空きがある。

永康街の鼎泰豊本店

 鼎泰豊も二度目になったので、注文表に頼みたいものが何処に記載されているかは家内の頭に入っている。

永康街の鼎泰豊本店

 まずは小龍包がやってきた。

永康街の鼎泰豊本店 小龍包

 直ぐに炒飯と空芯菜も来た。どうやら台北101店から早食い夫婦の情報が届いているようだ?

永康街の鼎泰豊本店 小龍包と炒飯と空芯菜

 その前に来ていた鶏スープと豆もやしも。。。。。。

永康街の鼎泰豊本店 鶏スープと豆もやし

 夕食に満足したが、宿に帰るにはまだ早い。士林夜市に行こう。この夜市もいわば門前市として成長してきた夜市だそうだ。敬意を表して先ずはお参りをしなくては。

士林夜市

 そんなことを言いながら地下にもぐった屋台街に足はむかっている。

士林夜市

 地下に降りて、目的の牡蠣のオムレツを探す。夕食を済ませているので二人で一つだけ。これが丁度いい。

士林夜市士林夜市
士林夜市 牡蠣のオムレツ

 食べ過ぎの夫婦はカロリー消費の為か、夜市をひやかしながら歩いて楽しむ。

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