年末年始に韓国一人旅(六日目) |
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今度の年末年始は、家内とスケジュールが合わなかったので恒例の訪韓を中止しようかと思っていたが、家内が折角の休みだから行ってきなさいと言ってくれた。10年ぶりの韓国一人旅だ。(12/28-01/3/2009)
今朝は晴れ、そして寒い。旅に出て初めて携帯のアラームで目が覚めた。疲れが出たのか釜山に居るという安心感なのかは判らない。 朝食に、いつものシジミ汁を貰って、朝一番に農協スーパーで土産を買ってこよう。 【01/02/2009】 8時過ぎに店にやってきたら、八分の入り、さすがに多い。この数年では並外れて込んでいる。ここには訪韓するたびに一度は訪れる。シジミ汁も勿論だが、鯖の煮物が旨いんだ。 私が食べている間にも、どんどん客が入れ替わる。人気が有るのが判る。 キャリーをぶら下げてチャガルチ方面に向かう。勿論、農協スーパーに土産の買出し。今回はビートルだし一人旅なので10kgに抑える予定。 柚子茶のビンが2kg*4、チジミの素が0.5kg*4で2kg。生姜茶を追加して予定を簡単に超えてしまった。レジの脇にある、ダンボールの標準サイズの箱に、ちょうど入った。まぁ計画通りだ。 買い物を宿に持ち帰り、一休み。昨日の夕食を食べ過ぎたので、運動がてら太宗台にでも行って見るか。 中央洞の地下鉄構内でハナロカードにチャージ。ヨイド方面の6番の出口から上がる。目の前のバス停の少し先に標識だけだ立っている。ここから30番の市内バスに乗れば終点が太宗台だ。 どうも、このバス停が判らずにいる様子の若いカップルが居たので、声を掛けようかと思ったら、すぐ近くの店で焼菓子を買って聞いている。しっかりしたもんだ。 バスに乗ってからも仲が良すぎて、こちらが目のやり場に困るほどだ。終点についてからも二人の世界に入ったまま。まぁ喧嘩を見せられるより仲が良いのを見せられるほうがマシかな? 太宗台を廻るトロッコバスが1,500wで運行しているが、こちらはカロリー消化が目的。ついでだから時計回りに一周する、きつい方のコースを選ぶ。 前には相変わらず仲の良いカップルが居るので、しばらくタバコを吸って間隔を取ろう。なにぶんこちらは独り身だ。 最高部の太宗寺を過ぎて、やっと下り坂に入る。海が見えてきた。もう少し下っていけば目的の灯台までの入り口に着く。 ここからも階段が259mほど続く。まったく良い運動だ。 もう、昼を随分廻っている。またもや腹の虫が騒ぎ出した。そのうえ「笑うセールスマン」の従兄弟みたいなオジサンがメニューを出して誘っている。 駐車場周辺の店にも誘惑されずに、30番の市内バスに乗り南浦洞に戻る。目的は勿論、昼食だ。宿の近くに旨いテジクッパの店がある。 ここのスユを肴に、今夜は飲むか?それともチャガルチ市場に繰り出すか?まぁ、その前に宿で一休み。 居眠りをしていたら職場から電話が掛かってきた。メンバーの親御さんが亡くなって今日が通夜で明日が葬儀との事、韓国に居て、どうしようもないだろうが電話だけして置くだけでもと、連絡をくれたそうだ。 さぁ、最後の夕飯をた食べに行こう。足はチャガルチ市場に向かっている。なんのかんの言っても、ここに来ると釜山に来た気がする。12番テントのアジュマに誘われてコプチャンオを頼む。 2万で良いかと聞いてくる。勿論OK。ソジュを頼む。捌くのを見せてもらった。手際が良い。 家内は、これを食べたいと言うと笑うが、こんなのが旨いんだ。ソジュを飲みながら半分以上を食べて、アジュマにパップを貰う。 この混ぜ飯というか、焼き飯が旨い。 いやぁ、満足まんぞく。まだウォンが残っているので、職場とかに使う土産のお菓子でも買っておこう。勿論、農協スーパーだ。 レジを済ませて、宿に戻る。 家内の好きなトックが700wに値上げになっていた。帰ったら家内に報告しなくては。 |
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釜山は日本人との付き合いが永い為か、街自体が日本人に優しいように思う。だからこそ韓国に来るとき、いつも釜山を選んでしまう。それだけに旅ではなく、日常の延長のような気がしてしまう。それでも釜山が好きだ。
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